2013年08月09日

おすすめの本

最近読んだ本で、超おすすめがあります。
花輪和一先生の「風童」だよ。漫画。

風童 ーかぜわらしー (ビッグコミックススペシャル) [コミック] / 花輪 和一 (著); 小学館 (刊)

人間が落ち込む時のメカニズム、苦しみに“とりつかれる”こと、それらの取り払い方についてが、風童の助言で描いてあります。主人公は自己啓発的に「パッ!」と気が晴れるわけでなく、もわもわっとしながら、なんとなく風童が言ってることをつかんでいくのがすごくいいな。
こんなに素晴らしい漫画を読むことができて、読み終わった後、感謝の念でいっぱいになった。

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もう一冊は、新書。
「部長、その恋愛はセクハラです」
部長、その恋愛はセクハラです!  (集英社新書) [新書] / 牟田 和恵 (著); 集英社 (刊)

セクハラについて、すごく分かりやすく解説している本です。

私は、「母がしんどい」を書いて、「同じような母に育てられた」という人にたくさん会って、いろいろ考えて、こういった「しんどい母」が子供にやっている“しんどいこと”って、「いじめ」なんだな、と思うようになった。私は母親に「いじめ」を受けていたんだ、って認めるのが大変でえらく時間がかかったけど、「いじめ」と認めたら、だんだん前に進める感覚がありました。
学校で同級生にいやなことをされていてそれを「いじめ」と認識するのも難しいことだと思う。
なので、実の親から「いじめ」られている、られていた、なんて、自認するのは難しいし、自認しても周りがなかなかそんな風に理解してくれない。だけど、「いやだと言ってるのに聞き入れられず、押し通される」とか、「支配的な関係で言いなりになる」「一方的だけが我慢を強いられ、一方はそのことに気付いていない」とか、しんどい親子関係は、いじめの構図とまったく同じだと思う。
ハラスメント、という言葉には「いじめ」「嫌がらせ」という意味がある。
しんどい親のことを「毒親」と呼ぶが、ペアレントハラスメントと呼んでもしっくりくる。
この「部長、その恋愛はセクハラです」を読むと、「ハラスメント」というものが「強者と弱者」の関係の上で成り立つことがよく分かり、ハラッサー(セクハラをする人)の勘違いや一方的な思い込みが、しんどい親が子供に対して持つそれらと構図がまったく同じであるということを改めて確認できました。
おすすめです!
posted by tabusa at 15:34| Comment(4) | ノノシット関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
田房先生の「親がしんどい」を拝読しました。
私の母もしんどい人です。子供の頃から感情の起伏に振り回され、嘘をつかれ、大切にしている物を雑に扱われたり壊されたりと散々でした。
女印良品質で催眠療法の事が書かれていますが、その後はいかがですか?
私は現在カウンセリングに通っていますが、やはり時間がかかるのと、自分の意識や気付きの部分も大きいので、もう少しピッチを上げたい気持ちもあり、催眠療法を考えています。
カウンセラーと心療内科のドクターからは、効果がないとか 効果が続かない等の理由で却下されてしまいましたが、やはり気になっています。治療法や選び方のコツなどがあったら、是非書いて頂けると有り難いです。
Posted by りんご at 2013年08月11日 05:03
初めまして。私も「母がしんどい」を読んだ者です。
私は母に支配されて育ち、被支配的な人間関係しか築くことができず、いつも友人や彼氏(と呼ぶのも吐き気がする)にいじめられて生きていました。
思い返してみると、全て他者から見て一件仲の良い人間関係の中でのいじめでした。しかも、私をいじめてきた人たちは全て母と同じ「ギョロ目」でした。
今回のブログの記事の「私は母親に「いじめ」を受けていたんだ」の言葉が、心にストンと落ちました。
そして、家族内の人間関係を他者でも無意識に行っていたことに気付きました。

私は母に受験や仕事を散々邪魔され(「母がしんどい」と同じ状態でした、受験日でも暴れて、、、私だけでは無かったんですね)、母に人生を狂わされたにもかかわらず、母は周りに「本当にこのこは頭が悪くて」「仕事もすぐ辞めるのよ、社会人として(以下略)」「今、引きこもっていて、本当に将来が心配で心配で(仕事を散々邪魔されましたが)」と言いふらし周りに同情を貰っています。
友人関係他も最悪の状態でした。こんな酷い状態にも関わらず、母は「あんたみたいのを相手にしてもらっているんだから感謝しろ」と言い、相手の方を「ああいう子が私は欲しかったわ」と無神経にニタニタ笑いで言う人間でした。
世間で「いじめ事件」が毎日のように起こっていますが、私は「いじめられている」側の親子関係を調べた方が良いのではないかと思っています。どこかで支配-被支配の関係があるのではないかと疑っています。

ただ、立場的に強者と弱者の関係であっても、いじめを行う人と行わない人がいます。
人は密閉された空間、隔離された人間関係になると「王様」「女王様」になったと勘違いし、支配的になるのではと思いました。

余談となりますが、漫画で有名な心療内科に相談にいきましたら、担当医の方から「"一切"関わらないことです」「どうしても会わなければならない時は、必要最低限しか接しないことです」とアドバイスを頂きました。

これからも頑張ってください。長文失礼いたしました。
Posted by あい at 2013年08月20日 14:52
Posted by うずら at 2013年08月22日 22:40
初めまして、こんにちは!

田房先生の大ファンです。
毒母ミーティングにもよく行きます。

もし今度ミーティングがあったら、
最初から最後まで丸々質問コーナーとか
だったら楽しそうです。

ゲストは、なかしまあさみさん希望です!
Posted by チョコ at 2013年09月09日 14:42
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