2010年03月30日

衝撃のコミュニケーション


日本裏現場 (ミリオンコミックス ナックルズコミック 25) (ミリオンコミックス  ナックルズコミック 25)

日本裏現場 (ミリオンコミックス ナックルズコミック 25) (ミリオンコミックス ナックルズコミック 25)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミリオン出版
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: コミック




家に、この本(「日本裏現場」)が届いた・・・
身に覚えがないので、間違って我が家に届いてしまったのかな・・・と思いながら、私はページをめくった。

ドルショック竹下さんの潜入漫画の特集があった。
噂の「クンニ道場潜入」の回が載っていた。
早速読んだ。


衝撃が走った…!

クンニ道場(「クンニクマン」を名乗りクンニの達人と自称する男性にクンニを習う道場)というものが存在することにも驚愕だが、そこでドルショックさんたちもクンニを習う、という突撃リポートなのである。ドルショック竹下さんは女性の漫画家さんである。
「女がクンニ(女性器を舌で愛撫)する」という行為、その報告をする漫画なのである。
そんなもん、今まで読んだことがない! 
ガチガチと震えた…(まんこが…)。

私は、絶対に一生、クンニをする側になることはない、と確証して生きている。
地震などの災害、戦争や事件、裁判、などの非常事態に自分が遭うという想定は少なからずあるが、自分がクンニをするということは、絶対にない、と言い切れる。

想像したことがない。オッパイを舐めるくらいなら想像するに至るが、クンニはない。今も少し想像しただけで「け」という文字が頭に真っ先に浮かんでしまう。(毛の「け」ではなく、嫌悪の「け」)
しかしよく考えてみると、どうして災害や事件、詐欺などに遭うかもしれないという想像はしたことがあるのに、クンニをすることになるかもしれない ということは考えたことがなかったのだろうか。

ドルショックさんは漫画の中で、女性器(を舐めるという行為を自分がすること)に初めて対峙し、戸惑う。がしかし、挑んでみると、そこには「慈しみ」があふれていたという。

そして同性だから「性感のツボ分かる」と巷では言われているが、実際にやってみたドルショックさんは「女にも、他人のおまんこのことなんて分かんねーのである」と語っている。

そして、男にとってのクンニは「『クンニで女を支配したい』というある種ヨコシマな『気持ち』が邪魔することもあるのではないか。」と語る。それよりも、「『おまんこを慈しみたい、おまんことひとつになりたい…というストレートな欲望を隠さない」ことのほうが、大事なのではないか、と提起している。
男性にとってのクンニは「挿入・射精(最終的には受精)」という目的への過程のひとつに過ぎない。しかし同性だからこそ、純粋な気持ちでおまんこに向き合える、そういうことであろう。


読んでいて、魂が揺さぶられる思いがした。
つまり、テクニックよりも欲望をぶつけたほうが、相手への衝撃も大きく、結果的に相手を自分の虜にさせる(支配や征服)ことが可能ということだ。

私は、母親から言葉で支配される環境で育った。30年近く、母が操作するマリオネットであった。そこからヌケ出すには、大変な思いがあった。そしてそのトラウマからか、異性よりも同性に対して、執着が強いほうだと思う。
好奇も嫌悪も愛も憎も、男性へよりも女性に対してのほうが、強く感じる。それは、母という女性から支配されていたことの裏返し、自分も女性(母の代わり)を支配してみたいという心理が、心のどこかにあるのではないか、と常々思っている。そして、実際に友人・知人の女性に、支配的な言動、もしくはそれを極端に抑える故の珍妙な行動をやっているときもあると思う。

しかしそれは徹底して精神≠フ話で、肉体的・性的な「女性征服」もありうる、ということを考えたことがなかった。

だが、その征服の過程として「性的な手段もある」と、この漫画で気付かされたのである。

私は、そういった母からの情念や怨念を振り払うために、主婦としてとか漫画家としてとかテレビ視聴者としてとか、毎日をいろいろなことを考え、行っている。そしていろいろな女性に憧れ、嫉妬し、軽蔑し、愛し憎み、共感し、そしてどんなに汚れた感情を持っても、やはり女の人が大好きである。
もしかしたら私は、他のどんなことよりも、実はクンニをしたいと思っているのではないだろうか?
と思った。

私は、今後、一度もおまんこを舐めない人生を過ごすのだ。
ロッククライミングなら、富士登山なら、ジェットスキーなら、もしかしたら真似事くらいならする機会があるかもしれない。
だけど、クンニだけはない。これだけ、おまんこは街中に、すぐ手にとどくところにあるのに、絶対にない。 
そう確信することによって募る、クンニへのロマンチズム。
それを自分の中に存在することを、隠し切れない自分がいた。

そういう衝撃が、この漫画には、あった。

それに、もう一つ、このリポート漫画で感じたことがあった。
漫画内で、編集アベさんのおまこをドルショックさんがクンニする(しかける)シーンもある。仕事仲間のおまこをクンニ・・・非常事態であるのに、何故だろう、クンニがなにか「女同士の新しいコミュニケーション」のように思えた。愛とか友情とかとはまた違う、新しい女同士の関係。バレンタインに女友達にチョコをあげる「友チョコ」という言葉ができたのと同じ感じ。
男性からのクンニ(セックスの中の行為の一つ)とは違い、女性同士のクンニというのは、妊娠リスクがない。その分、相手へ快楽だけを与えようとする行為に純粋になり、そしてエクスタシーを感じることで友情(みたいなもの)が深まり、女性ホルモン活性によって肌つやもよくなり(これは絶対にあると思う)、そして結局は男根が欲しくなって相手を探し、それは知らずのうちの婚活へ繋がる。そして少子化の歯止めになるかもしれない。

まあ、婚活以降の妄想はこじつけだとしても、女友達同士のクンニ、略して友クン≠ヘ渋谷あたりの18〜22歳くらいのあいだの女子たちの間で普通に流行ってもおかしくない。

この漫画のタイトルは
「クンニ道場突撃してきた! 魅惑のアマグリ剥いちゃいました」
なのだが、
「女同士のクンニで愛されBODY」
「今年こそ友クン≠ナキレイになって、彼氏を作る!」

とかのタイトルで女性誌に載っていたら、女同士の友クン≠ェマジで普通のことになりそうだ。
そして友クンをするためのエステルームみたいな、ネットカフェ的な場所が都市にポツポツと出来始めたり、カワイイパッケージの美味しい味の付いたクンニ用ローションなどの発売もされるであろう。

そんなことを読者の脳に浮かばせるくらい、ドルショックさんは漫画の中で、女性のおまんこを慈しみ、そしてそのおまんこの持ち主もドルショックさんのクンニに満足している光景が広がっていたのである。そして、伝わってきたのである。


この、「女同士のクンニ」について夫に話したのだが、あまりピンときていないようであった。男だから仕方ないか…。

このクンニ道場リポートが載った「日本裏現場」には、私の漫画も載っていたのだった。だから送られてきたのだった。桜壱バーゲンさんの「全部試したシリーズ」も可笑しすぎて腹がよじれた。

大切な一冊として、本棚に永久保存である。
posted by tabusa at 00:42| 膣系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする