2016年03月07日

八日目の蝉

映画の「八日目の蝉」を観ました。いつか観ようと思ってた。
不安定すぎるお母さんが「ルナティック雑伎団」のゆり子みたいですごい面白かったです。
んがー!って言ってたよね。お母さん役の森口瑤子さん。
台所がめっちゃ汚いのもすごいよかったなー。

映画の「花とアリス」大好きなんだけど、あれもお母さんが片付けられない人で、めっちゃくちゃな家なんだよね。ぐっちゃぐちゃにものが積み上がったテーブルの上でご飯とか作ってる。相田翔子のおとぼけ母みたいなのと背景がマッチしてて、すごくいいんですよね。
あれに比べると「八日目の蝉」のお母さんの片付けられなさはそんなでもない。人物的には「花とアリス」くらい家が汚くてもおかしくないと思うけど、ゴミ屋敷すぎると話の内容わけわかんなくなるから、台所だけさりげなく汚いのが、うわーいいな〜!って思いました。

とにかく、お母さん役の森口瑤子さんが「歌って」と要求されて「ちがう」とダメ出しされ、途中までニコニコ耐えてたけど突然キエ〜〜〜〜!!!ってなっちゃうシーンがめっちゃ面白かったです。
その感情って共感できるし、子ども側から見た恐怖も記憶あるし、だから笑えないんだけど、でも、はたから見るとコントすぎて吹き出してしまいました。
私やっぱ、ああいう女の人嫌いじゃないな。一緒にいるのは勘弁だけど、嫌いではない。

あと内容と関係ないけど、主役の井上真央ちゃんがベッドシーンでかたくなに床にべたーっと体をつけて背中だけ見えるようにしてたのが不自然すぎて面白かった。確かにこっちとしても真央ちゃんの胸元とかエロス的な部分をあまり感じたくはなくて(例えば高岡早紀だったら早紀さんが出てる映画ならとりあえず早紀さんのおっぱいを見たい、話に無関係に脱いでくれて構わない)、真央ちゃん側もそれを分かってて、でもできる限りのチャレンジ精神は見せたい・見せて欲しい、という需要と供給がバチッ!とハマったのがあの不自然な体勢である、というのがすごく気持ちよかったです。仰向けになって布団をかけててもいいわけなんだけどさ、それじゃちょっとせっかくのラブシーンなのにあまり面白くない、みたいなのがあってあの姿勢になったんじゃないかな、とか想像したりして楽しめた。
永作博美の授乳シーンもそれと同じでした。あれは周りに誰かがいる時のあげかただよね。だから不自然なんだけど、でもこれでいいのだ、という感じの気持ちよさでした。
posted by tabusa at 23:59| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする