2016年03月01日

目くらまし

漫画が更新されました
「お母さんみたいな母親にはなりたくないのに」
の第4話の後編です
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ここで読めます(いまなら無料)→ https://cakes.mu/posts/12358


子どもが2歳くらいの時に、「子どもについてあまり悩みがない」って言ったら「今が一番可愛いわよね〜〜〜小学校からが一気に大変!」「そう地獄!」って50代くらいの女性(複数名)から同時に言われたことがありました。
「いまが一番かわいいわよ(あんたのいる地点はラクなの、こっからが大変! こっからが本番!)」はオールマイティーに使えるセリフだと思います。だって妊娠中も同じこと言われたもん。

逆に「うちの子、育てにくい、子育て大変です」って言ったら、「小学校に入ったら手がかからなくなってラクになるから大丈夫!」ってセリフが返ってくると思う。
「いまが一番かわいいわよね」と「いまが一番大変な時」は、猫だまし的な言語としては全く同義語で、相手の「今」をパンパンッ!とはたいて埃を出す、みたいな、でも最近はベランダに干した布団を叩くのって全く意味が無いどころが逆効果、って説が浸透してるのと同じで、あんまり意味のないセリフだったりする。

近い将来、子どものことで悩んで地獄になるんだったら、かわいくて仕方ない「今」を満喫しておいたほうがいいし、近い将来ラクになるとしても「今」つらいんだったらそれを味わっておいたほうが、ラクになった時にその「ラクな今」をちゃんと感じられる。
妊娠・育児界には、「あなたの近い未来は今とは変わる」という、騙くらかし、目くらまし的言い回し(しかも断定形)がたくさんあって、先輩たちのそういう言葉はものすごい威力があるので、真面目に聞き入れるとじぶんの「今」が分からなくなる。もちろん悪気はなく、無意識で語り継がれてきたその言葉たち、それがないと、「今」を見ないようにしないとやっていけなかった、女たちの大変な歴史を感じる。
でも、せっかく「今」かわいいと思ってるのに、先のことで不安になるなんてもったいない。せっかく「今」しか悩めないこと、今悩まないともったいない。
posted by tabusa at 23:59| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする